SPIRIT
OUR FUTURE
「生産された木材がたどる『住宅』までのプロセスを一貫させたい」という強い思いを胸に、1979年にプレカット事業をスタートさせてから、早40有余年の歳月が経過しました。
この間に、「プレカット」はあらゆる面で飛躍的な進歩を遂げました。
例えば、加工図面。昔は「手書き」と「ゴム印」による文字通りの作図でした。
もちろん、今はコンピューターのボタンひとつで作図が可能です。
機械加工も「人手による機械制御」から、CAD/CAM連動の全自動加工機へと進化をとげました。
建築工法や加工内容も多様化しました。
木材同士を伝統的な方法で接合させる「在来工法」に加えて、仕口に接合金物を用いた「金物工法」が誕生。
さらには、垂木・間柱・筋交などの羽柄材や、屋根野地・床合板などのプレカットも次々と始まりました。
これにより、住宅の加工精度が向上し、品質が均一化。
建築現場での作業時間の短縮と、ゴミの削減にも貢献できるようになりました。
「プレカット」なんて誰も知らなかった時代から比べると、まさに隔世の感があります。
また「プレカット」を取り巻く環境も変化しました。
数々の地震災害を教訓とした建築関連の法整備が進み、住宅の構造強度への関心が、年々高まっています。
「品確法」や「長期優良住宅」といった言葉は、もうすっかりお馴染みになりました。
「公共建築物木材利用促進法」では、幼稚園・デイサービスなどの公共施設の木造化が進み、
木の良さが見直されようとしています。
そして、最近では「木材利用ポイント」制度が始まりました。
これにより、国産材・地域材使用への取り組みが今後ますます盛んになってゆくことでしょう。
当社は「西川材」という地域材の産地にあり、すでに現在、これを積極的に活用して、ご好評をいただいております。
私たちは、このような「時代の流れ」に関心を持ちながら、今日まで培ってきたノウハウを惜しむことなく、
「高品質なプレカット製品」として、お取引先様・お施主様に、ご提供させていただく所存でございます。
ぜひ一度、ご相談ください。お待ちしております。
OUR MOTTOR
木は同じではありません。
同じように見えても、それぞれに特性を備えています。
1本1本の木は、そのクセや性格がすべて違うのです。
私たちは材料を丹念に吟味し、その木の特性を見極めてからでないと、決してラインには投入しません。
もちろん、あまり賢いやり方ではないでしょう。
そこには手間と労力がかかりますから。
しかし、省力化やコスト削減ばかりを考え、利益だけを見ていて、木を見ない、ということは、私たちには考えられないのです。
それが木への愛情であり、良い家づくりの第一歩だと信じているからです。
加工
私たちの毎日は、加工機との会話から始まります。
「おはよう!今日も快調かな?」
加工した製品を採寸し検品していると、元気な声が返ってくるような気がします。
決められたチェックを愚直にやり続けること。
それが品質管理の基本だと、私たちは考えます。
だから手を抜かない。
一本一本の製品をひたすら計測し、確認し、出荷する。
・・・結構、頑固です。
作図
「CADが100人いると、100通りのプレカット図面が出来あがる」と言われています。
そこには実に多くの検討項目がひしめきあっているからです。
CADの作図技術は、実は、目に見えない品質のかたまりなのです。
「強固で安全、住設にも配慮してあり、しかし無駄がなくシンプルで、流れるように上棟が進んでゆく」そんな図面を作り上げるために、私たちは、日々研鑽を積んでおります。
一度建てていただくと、その違いがわかると思います。
皆様にご満足いただくための第一歩は、行き届いたお打合せではないでしょうか。
「言ってくれなかった」
「こんなはずでは…」
なんて経験はありませんか。
日本住建は違います。
どんな些細な食い違いもないよう、建築現場に精通した担当者が、皆様のもとへ伺います。
言いたいことがすぐ伝わる。その場で何でも相談できる。そんな安心感を、是非ご体験ください。
SDGs
写真をご覧ください。
飯能市の委託を受けて当社が施工した「西川材応急仮設住宅」です。
震災後の復興に少しでもお役に立ちたいと考えた私たちは、得意とする地域材を使って貢献できるのではないかと思い立ちました。
私たちの飯能市は 西川材 というスギ・ヒノキの産地です。
これを有効活用して震災の被災者に「木のぬくもり」をお届けすることができたなら。
私たちの願いは少しづつ実現に向かっています。
「西川材」の産地を「西川林業地」と呼びます。
でも「西川林業地」から出荷されたので「西川材」と命名された訳ではありません。
話は逆なんです。その昔、江戸より西の方の川から運ばれてきた木材を「西川材」と呼ぶようになったのが始まりだというのです。
ですから「西川」という川も存在しません。
そして後の時代に、その産地である飯能市近辺の山林を「西川林業地」と、あとから呼ぶようになったのだそうです。
とても珍しいと思い、日本各地のブランド木材を調べてみましたが、「木曽ヒノキ」にしろ「吉野スギ」にしろどれもその地域の名称です。
シンボル的存在の山や川などの名前を冠しているものもありますが、すべて実在します。
まるであだ名のように始まった「西川材」と同じような例は見当たりませんでした。
目が詰まっていて、強度が高く、色つやが良い「西川材」。
その品質の素晴らしさを愛でた江戸っ子が名づけてくれた「西川材」を、私たちは大切にしていきたいと思います。
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