日本住建とは

日本住建とは

 当社はプレカットの専門工場です。

 「プレカット」とは「あらかじめ加工する」という意味。住宅に関する木材を、工場で「あらかじめ加工」してから建築現場に納めるのが、私たちの仕事です。 

 在来工法や金物工法の、構造材・羽柄材・合板類などを取り扱っております。
 

 「生産された木材がたどる『住宅』までのプロセスを一貫させたい」という強い思いを胸に、1979年にプレカット事業をスタートさせてから、早30有余年の歳月が経過しました。この間に、「プレカット」はあらゆる面で飛躍的な進歩を遂げました。

 例えば、加工図面。昔は「手書き」と「ゴム印」による文字通りの作図でした。もちろん、今はコンピューターのボタンひとつで作図が可能です。機械加工も「人手による機械制御」から、CAD/CAM連動の全自動加工機へと進化をとげました。

 建築工法や加工内容も多様化しました。木材同士を伝統的な方法で接合させる「在来工法」に加えて、仕口に接合金物を用いた「金物工法」が誕生。さらには、垂木・間柱・筋交などの羽柄材や、屋根野地・床合板などのプレカットも次々と始まりました。これにより、住宅の加工精度が向上し、品質が均一化。建築現場での作業時間の短縮と、ゴミの削減にも貢献できるようになりました。

 「プレカット」なんて誰も知らなかった時代から比べると、まさに隔世の感があります。

 また、「プレカット」を取り巻く環境も変化しました。数々の地震災害を教訓とした建築関連の法整備が進み、住宅の構造強度への関心が、年々高まっています。「品確法」や「長期優良住宅」といった言葉は、もうすっかりお馴染みになりました。

 「公共建築物木材利用促進法」では、幼稚園・デイサービスなどの公共施設の木造化が進み、木の良さが見直されようとしています。

 そして、最近では「木材利用ポイント」制度が始まりました。これにより、国産材・地域材使用への取り組みが今後ますます盛んになってゆくことでしょう。

 当社は「西川材」という地域材の産地にあり、すでに現在、これを積極的に活用して、ご好評をいただいております。
 

 私たちは、このような「時代の流れ」に関心を持ちながら、今日まで培ってきたノウハウを惜しむことなく、「高品質なプレカット製品」として、お取引先様・お施主様に、ご提供させていただく所存でございます。

 ぜひ一度、ご相談ください。お待ちしております。
 

工場のご案内

第一工場
 
通常の加工機2ライン分を1ラインに集約し、さらに万能加工機を付加したハイブリッドラインを完備。横架材・柱材といった構造躯体をメインに月産3000坪の加工能力を誇る。

第二工場
 こちらは羽柄と合板の加工に特化した専門工場。
 特に羽柄の加工ラインは、2種類の違った加工機をあえて投入。それぞれの得意分野を専門にこなすことで、相乗効果を生み出している。